鳥の演劇祭:ヤルタ会談/隣にいても一人

家族で鹿野へ。

鳥の演劇祭青年団が来ているのだ。
家族で来たのは、託児所があるからなのだ。とても助かる。

予約もせずに来たら、前売りはほとんどないということで、整理券をもらって駐車場になっている旧校庭の遊具で娘と遊んだ。

この間撮影に一緒に参加した若者が金髪になってボランティアの誘導員をしていた。インタビューを受けていた平田さんが僕に気づいて「久しぶり」と声をかけてくれた。彼にとっての「鳥取」の一つに僕が含まれていることが単純に嬉しい。中島さんも「おひさしぶり」と声をかけてくれた。本当にお久しぶりです。

夫婦で芝居を観るのも久しぶり。最後に観たのも、やはり「ヤルタ会談」だった、というのも不思議な感じ。二人ともしっかり堪能した。特に、家族となった後で観る「隣にいても二人」はとても面白かった。

しかしこの「隣にいても二人」、最初のシーンの二人にははらはらさせられた。この後、青年団の俳優陣である兄夫婦が出てきて芝居は落ち着きを見せるのだが、キャッチボールの危うさに人ごとながらはらはらしたのだった。この最初のシーンには「夫婦としてのぎこちなさ」が必要で、配役としてはベストなのだが、うーん、計算して「ぎこちなさ」を生み出すのはやっぱ難しいのね。

娘は託児係の人と夜の校庭を散歩していた。今日は他にもいろいろイベントがあったので、最後はグズって眠ってしまった。夜遅くまで待っていてくれた娘に感謝。

おっと、会社でヘビーな「会議」に出てる人は「ヤルタ会談」、夫婦な人は「隣にいても一人」、絶対おすすめだから、明日行ってみるといいぜ。