「班女」願正寺公演初日

仕事から抜けて願正寺へ。
ソファを並べて寝転がって、顔にタオルを乗っけて寝る、というか切り替えを試みる。しかし切り替えられなくて仕事の電話を入れたり。

今回トライしてみたのは、「きちんと緊張する」こと。集中する時間を作って、そこで緊張して、その状態で舞台に入る。自分が緊張するとどうなるかは知っている訳だから、浮き足立たないこの方法は、きっと良い結果に結びつくだろうと思ったのだ。

結果としては、今の自分のスタイルの範囲内では、できることをやった感じを得られた。作品としては、やっぱじいさんは緊張からかオーラがひとまわり小さくなっちゃうし、ひろとさんは一つ台詞を忘れた所から自信が無い感じになるところも変わらなかった。残念だけど、演出とちがって僕はこの辺りがどうこうなるとも、どうこうしたいと思っているとも思っていないので、それを受け入れた上で、今日は今までの中でもまあ良かった部類に入ったんだと感じている。

このメンバーが次の「段階」へ進む集団だとは信じられないのだが、もっと信じられないのが、観劇に来ていた鳥取市長の前で、じいさんが「またやります」と宣言したこと。これを信じていいのか、どうなのか、だ。