「班女」願生寺公演楽日

家族で先輩の家に遊びに行った後、僕だけ先に抜けて願正寺へ移動。
今日も自身のコントロールは上手くいって、ノーミスだし、フォローも効いて、基本動作に問題はなかった。さぶり先生にダンスをほめられたのが少し嬉しかった。恐縮です。
作品全体の出来は、望むべくも無い所を望まないとするならば、公演期間中最高の出来であったと言えるだろう。吉雄のシンクロ率も最も高かったと感じた。
個人的には、「仕事をした」という感じの作品なので、記憶には残らないんだろうなー。

公演を観た人の中には、涙した人もいたし、打ち上げの席で目を潤ませる婦人会の方もいらっしゃった、が、公演としての完成度は決して高くなかったと感じている。ただし、「班女」という作品と、それに対して加えた演出はいずれも比較的単純なものだったので、完成度を上げたからといって、何か違うものが見えてくるかというと、そんなことはない、つまり、見栄えは良くなるかもしれないが、深みが出るかというと微妙だと思う。そういう意味では、「ひかりごけ」の方が深くて難しかったのだろう。